シーメンスAG(ドイツ本社)は、シーメンスオーディオロジー事業部を、投資家グループEQT、および共同出資者となるドイツの起業家ストルングマンファミリーに、21億5,000万ユーロとアーンアウト*1で売却いたします。
シーメンスAGは、両投資家による非常に魅力的な申し出を受け、5月に発表した上場準備の中止を決定。
シーメンスの取締役でシーメンスヘルスケアの最高経営責任者(CEO)であるヘルマン・レクワート(Hermann Requardt)は、次のように述べています。
「シーメンスヘルスケアは、長年、オーディオロジー事業に多大な投資をしてきました。筆頭出資者となるワレンベルグファミリーのEQTも、共同出資者となるストルングマンファミリーも一流の投資家であり、ヘルスケア分野に豊富な経験を持っています。今回の取引は、財務的観点から有利であるだけではありません。当社は、両投資家が補聴器事業を長期的に発展させる明確な成長戦略を持っていると確信しています」。
シーメンスAGは、補聴器事業に2億ユーロの優先出資を行うなど投資を継続することにより、事業の将来的な成功で利益を得ることを見込み、新会社の取締役会にも参加します。
売却条件に基づき、新しい所有者は、補聴器事業において中期的にシーメンスブランドを継続使用する予定です。
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